©2021 Adachi Reisaburo All Rights Reserved.

News

寺尾紗穂10th AL『余白のメロディ』参加

ドラム、パーカスで参加→
=====
Studio Dedeでドラム(現地のSonor 16inchセット、貸してもらった15inchのハットの音が最高でした。)と、持ち込んだpollo cowbellのコンガ(pelusoの414とRCA77だったな。ドラムも同。)、自宅で北山トライアングル、木の実、などを重ねました。
=====

以下、TowerRecordsサイトより

2006年のデビュー以来、現代日本を代表するシンガー・ソングライターとして数々の歌を作り続けてきた寺尾紗穂が記念すべき通算10枚目のオリジナルアルバム『余白のメロディ』をリリース!

この世界の深淵に潜む様々な感情、光景、出来事を、類まれな才能ですくい取ってきた歌世界は、ここに至って、さらなる広がりと奥行きを獲得した。彼女の歌には、ときに鋭く社会的な問題意識も反映されてきたが、もちろん、それだけが理由で多くの者の心を捉えてきたのではない。寺尾紗穂の歌は、これまでも常に「言葉にし得ないもの」への関心と近しさを湛えており、だからこそ、聴く者の内にある深い部分に触れてきたのだ。本作は、とりわけ『楕円の夢』以降寺尾紗穂が探求してきた、正論や正義、漂白されていく社会から距離をとった「余白」と、そこにこそ息づく希望や夢といったテーマが、最も美しい形で結晶した、キャリア史上に輝く傑作。

日々「変わりつづける世界」への疲弊と、無情にも「変わらない世界」への絶望。あなたやわたしを取り囲む孤独が氷のように固まってしまっても、寺尾の音楽は、人がこの世界にひとしく生まれ落ちた事実を希望として浮かび上がらせ、そのこわばりをゆっくりと溶かしていく。『余白のメロディ』は、不信に唆され、ついには歌うことのできなくなった人々を、今再び歌の生まれる場所へと誘い出す。

バンド「冬にわかれて」での活動を通し更に紐帯を強めたあだち麗三郎、伊賀航をはじめ、池田若菜、高橋三太、未知瑠、そして新進気鋭のシンガーソングライター/トラックメイカーMomの他、多くのアーティストが録音に参加し、より一層の壮麗さと繊細を増した寺尾の歌唱/ピアノ演奏を支える。

本作の核とでもいうべき曲「歌の生まれる場所」をはじめ、オリジナル曲の充実ぶりは、まさに至高といえる領域へと達した。また、「良い帰結(Good End)」ではMC.sirafuが、「期待などすてて」「灰のうた」では松井一平が歌詞を提供しており、お互いのクリエイティビティが溶け合った見事なコラボレーションを聴かせてくれる。加えて、寺尾紗穂にとっては歌の道を選ぶことになるきっかけとなった重要曲、西岡恭蔵”Glory Hallelujah”を収録、原曲の魅力を汲み取りつつ、そこへ新たな生命を吹き込んでいる。